モンガーの小屋

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名ばかり管理職

本日、NHKスペシャルで「名ばかり管理職」が放映されます。
ヤマト運輸、マクドナルド、セブンイレブン系で問題になっているサービス残業の過酷さ。
社会経験の浅い若者を甘い言葉で役をつけだまくらかして酷使する悪質経営の実態。
従業員側、企業側どちらの視点で構成されるのか分りませんが、視聴必須の予感。


追記2008.04.02
想像通り、場面によっては予想以上の内容でした。名ばかり管理職が今、なぜ日本社会に広がっているかという実態の解明にはなってないけど、その手助けにはなる内容でした。

企業は利益をあげてこそ存在価値があるというのが資本主義社会。その中で貪欲利益追求型の企業システムは完全マニュアル化しており、現場の人間がただ上からの指示待ち状態というまるで社会主義そのものというのがとても皮肉にうつった。


番組中のコメント等を抜粋してみた。

マクドナルドの上司の一言。
「店長は管理職だから長時間労働は本人の問題だ」
残業せざるを得ない状況に追い込んでおきながら、残業する奴が悪い。だから賃金も払わない。ということだそうだ。

4日間で80時間働いて体調崩したコンビニ店長の意見。
「会社だけが成長して人だけが疲れて希望を失ってやめていく状態はおかしいなと思います」

名ばかり管理職だと思う人の意見の抜粋。
「実際にはただの都合のいい使用人にすぎない」
「人件費削減化のための人間のロボット化」
「給料の少ない分を役職を与えるという名誉欲で補おうとしている」


月200時間を超える残業で倒れ重い意識障害が残ったファミレス店長。責任感が強い人間だったようです。
母親がもうやめたらと言ったら、「ぼくだけが逃げ出すわけにはいかない。こんな思いをしているのはぼくだけじゃない」と言ってたそうです。
「でもぼくだけのことだけを考えて逃げ出して欲しかったです。今となっては」と言う母親の姿に涙が出ます。


派遣社員(非正規雇用)など企業にとって都合のいい形で使われ、今度は正社員、しかも役付けにしてやると持ち上げられ、タダ働きを強いられる。なんていう時代なんだろう。食品偽装問題にもあらわれた安ければいいという消費者心理の危うさと共に、年功序列制度が崩壊した中での生き残りを模索している企業ともども、そろそろ新たな転換期が始まっていると私は考えます。

とりあえずマクドナルドやセブンイレブン系(イトーヨーカ堂)、ヤマダ電機での買い物はなるべく控えるようにします。従業員に対してひどい扱いをする会社が消費者に対して健全な食材や品質とか考えてるとはあまり思えないし。


管理職の条件
1.経営者と一体的な立場
2.労働時間を管理されない
3.ふさわしい待遇






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当りました。
これでビールがうまくなる?!

ただ今回の当選、応募した記憶があるような、ないような、、。
[ 2008/03/05 21:56 ] 日想 | TrackBack(0) | コメント(2)