PC用デジタルアンプ「Lepai LP-2020A+」を購入してみた
感想・レビュー
昔と比べて音楽をPCで聴くことが増えました。
いや、増えたというよりほぼ常時パソコンで聴いてるといっていい。
そしてPCを新調するたびに飛躍的に向上していく音質。
おそらくCPUの処理能力とオーディオボードの性能によるものでしょう。
ここまでくるともっと良い音で聴きたい。
しかも安価で手軽に。
そこで、ネットですこぶる評判のいい中華デジタルアンプ「Lepai LP-2020A+ Tripath TA2020-020 ブラック+12V5Aアダプター付属」を購入した。
販売元の評価レビューをきちんと見極めないと「Lvpin」という偽コピーブランド物が届く心配もあるのだが、今回「Lankdeals」というとこで注文したらきちんと正規品が届いた。

12V5Aアダプター付属で送料込2550円。安いです。
では
<簡易な感想・レビュー>をば。
以前から指摘されていた電源を入切した時に生じる「ボッ」というポップノイズは改善されてました。
ツマミを回したりする時の「ガリ」音も無い。
出力は「20W×20W」。元々所有してたヤマハの5.1ch用プレゼンススピーカーをつなげるとやはりパワー不足は否めません。音量を上げてもただ音が大きくなるだけで迫力は不足します。
音質は高音がきらびやかで伸びもあります。低音も普通に出てます。

小さくてデザインもいいと思います。高級感はないにしても安っぽさもないですし。
ボリューム周りのネオンもかっこいい。
正面パネルは電源スイッチ、ダイレクトON/OFFスイッチ、TREBLE、BASE、VOLUMEツマミ。

裏面パネルには、R/Lインプット、ステレオインプット、スピーカーR/L+-端子、ACインプット。
総合的にこの値段ではなかなかな代物という感じ。
期待してなかったけど意外といいじゃん!全然いいじゃん!という驚きが高評価につながってるのでしょう。
問題はむしろスピーカーの選択でしょうね。
昔の余ってるミニコンポのスピーカーを活用したいとかいう場合にはこのアンプは最適でしょう。
ミドルクラスのスピーカーなどでは音量バランス面で不満が残ります。
適当なスピーカーが手元にない場合は、FOSTEXなどで出力低めの「かんすぴ」自作用スピーカーキットを揃えるという手もあります。
なので、出来合いの物よりちょっとしたオリジナルテイストを好む人向けかなと。
いわゆる「遊び心」というやつ。
オモチャというにはそんなレベルじゃない高性能持ってますし、カスタマイズもしやすい。デジタルアンプを安価で気軽に体験できるというのもありがたい。
ただ、期待しすぎると「イヤ、それなりだよ」という事になる。
そんなアンプです。
<その後>
実は、この「Lepai LP-2020A+」に付いてたACアダプタ。15V5Aだったのですが、コンセントからアダプタにつなぐ電源ケーブルは250V2.5Aと記載されててアダプタにきちんと奥まで入らないんですよね。一応ささるので使えるんですけどすっきりしないので「Lankdeals」に交換申請しました。「申し訳ないがシステムの都合上、交換はできないのでアマゾンに一度返品してから再度注文して下さい」とのこと。とりあえず返品することにしたんですが、現在この製品、値段が高騰しているんです。再度注文するかどうかは決めかねてます。