障子紙を貼り替えてみた
- プラスティック障子紙・2倍強い障子紙 -障子紙。マメな人は毎年貼り替えるみたい。
でも結構手間がかかります。2枚くらいならまだしも、家全体の障子紙を毎年貼りかえるなんて私には無理。
下手すりゃ10年以上ほったらかしで、ボロボロに破れ、お化け屋敷化したりしてました。
ただ、何年も経ってる障子紙を貼り替えると部屋が見違えるほど明るくなります。
いっそ全部カーテンに替えようかと思いましたが、そこで見つけたのが「
プラスティック障子紙」。

プラスティック障子紙って昔のイメージだといかにもプラスティックという感じでしたが、今のは薄くて通常の紙とそん色ないみたい。
貼り替えてみました。
障子枠は風呂場でシャワーをかけてスポンジで木枠を洗います。雑巾で拭いたりするより手っ取り早く綺麗になるのでこれの方がいい(ホントは良くない)。
日陰でよく乾かしてから、専用両面テープで貼り余分な部分はカッターで切り取り。

すばらしい仕上がり(自画自賛)。作業に多少時間はかかりますが、表面がつるつるして光沢があるので明るさも十分。紙との違いも分からない。すがすがしい気持ちになれます。
耐久性もあるので何年もそのままで使えそうです。雑巾で拭くこともできますし。
おすすめですが、紙と比べて割高になる、通気性や湿気の吸水&放出性などがない、といった面もあります。
そこで、次に使用したのが、
「
2倍強い障子紙」。

紙の利点プラス耐久性の向上をはかった、いいことどりの紙です。
プラスティックと違い、通常のノリづけになります。
貼り方はサイトで検索すればたくさん出てくるのでそれを参考にします。
個人的な注意点を挙げるとすれば、余白を切り取るタイミング。貼ってすぐだと紙が濡れてるのでうまくカッターで切れません。しかし乾いてしまうと余白が木枠に貼りついてしまいうまく剥がせません。貼ってから15分後くらいのタイミングを逃さずに切り取ります。
仕上がりは通常の障子紙より張りがあるのでシワになりにくくきれいに貼れる気がします。
これまたおすすめです。
<比較画像>

左が「2倍強い障子紙」。右が「プラスティック障子紙」。
近くで見ると「2倍強い~」方が紙のざらざら感があります(趣がある)が、ぱっと見た目ではほとんど違いが分からない。もちろん通常の障子紙と比べても。
部屋の湿気度や障子に物が当たりやすい場所など状況に応じて「プラスティック」と「2倍強い~」を使い分けするのがいいかも。
アサヒペンサイト - 障子紙の貼り方動画などもあります
↑中村製紙所の障子紙「黄金竜(雲竜模様)」
和紙特有のざらざら感、厚めの紙、落ち着いたデザイン。通常の障子紙で個人的にお気に入りの一品。
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