モンガーの小屋

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    夏に読むおすすめ本 - 冒険・SFモノ3冊

    夏に読むのにおすすめな本
    冒険・SFもの3冊


    夏の読書100冊とかあるんですけど、そんなには読めないですよね~。

    本が心にしみるのって、読んだ時の年齢であったりとか気分であったりとかさまざまな要因があります。
    結構、運ですね。

    そんな中、季節によってハマる本も当然あります。
    今回は夏休みにおすすめな本を、読む時期にわけて感想付きで3冊紹介。


    7月中旬に読むのがおすすめ
    エンデュアランス号漂流
    エンデュアランス号漂流
    アルフレッド・ランシング
    山本光伸 訳

    気付いたら夢中で読んでました。果てしない氷の世界で生き抜いたイギリス人探検家シャクルトンと隊員28人の冒険記ではなく漂流記。

    隊員達は何度もとんでもない寒さと空腹に襲われます。天気が良くなり登場するアザラシやペンギン達。読んでいて彼らが食料になってしまうのは最初ちょっとかわいそうだなと思うんです。それが段々、よっしゃいただき!みたいな感じになるんです。

    腹が減ってしょうがない時に焼肉を食べるような、体が冷え切った後に風呂に入るような、あの何ともいえない至福の時。そういう情景が目に浮かんでくるんです。

    絶望的な状況下でもそんなに悲壮感を感じさせないのは探検隊にも作者自身にもユーモアの精神があるからでしょう。
    ペンギンを狩る場面で「全員がペンギン大虐殺に手をそめ、、」というブラックジョークには思わず吹き出しました。

    海外の作品なんで、風景などの文章表現が独特な言い回しでなかなかなじめなかったりするんですが、100ページほどがんばって読めばあとはこれっぽっちも飽きることなく読み進めます。傑作ノンフィクション作品。

    夏が佳境に入っていく時期に読めば、気分も盛り上がっていくことでしょう。



    7月下旬から8月中旬に読むのがおすすめ
    アラスカ物語
    アラスカ物語
    新田次郎

    これ読んでアラスカに移住した日本人もいるくらい。そんな影響力を持った名作。
    一人の日本人が極寒の地で奮闘します。

    話はそれますが、映画「南極物語」など夏にはなぜか寒い物語が公開されます。でも冬にも寒い物語は公開されます。
    冒険主体なストーリーだと夏。シリアスなストーリーだと冬。そんな区分けがされてるのでしょう。

    今作はどっちだろうと考えると、両方の要素が含まれていながらやっぱり夏だなど。
    しかし、同じ冒険であっても まだ見ぬ世界への冒険というよりか、地に足をつけて挑む人生への冒険。
    晴れ渡った7月の空よりも、台風など空がいろんな顔を見せる8月に読むのが最適、そんな気がします。



    8月中旬から下旬にかけておすすめ
    マイナス・ゼロ
    マイナス・ゼロ
    広瀬正

    タイムマシンものって切ないストーリーが多い。いや、タイムマシンに限らずSFもの全般に対して言えることかもしれない。
    非常にシンプルな想像未来というのは、人に夢を与え共感させる下地としては十分要素なのでしょう。

    昭和ノスタルジー全開の世界観に緻密なストーリー展開が心地良い今作。
    お盆過ぎて夕立の後に垣間見せるあの涼しさや、ツクツクボウシが鳴きだし夏ももうすぐ終わるのかという寂しさ、そんな時期に読めば感情移入もしやすい。
    映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が好きな人には特におすすめ。
    日本語で書かれたタイムマシンものの最高傑作と呼ばれるのも納得の作品です。



      


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