浴室(風呂)にイレクターパイプで
自作手すりを格安で付ける - DIY -
その1 準備編
風呂に手すりを自分で付ける場合、浴槽手すりを買うわけですが、
その浴槽手すり、結構高い。
安くても一本3800円以上。L字型だと6800円以上。
メーカーによっちゃあ数万円。
業者に頼むと10万円以上は軽くかかる。
介護保険制度を利用すれば10分の1で済むのを見越しての価格設定なのか。
まあ、事故を考えると製品はそれなりの物になるし、施工はただの棒を付けるのとはわけが違うので仕方ないのか。
手すり一本だけならいいのだが複数だと自分で取り付けても手すり代だけで数万円になる。
太めの塩ビパイプで作ろうかとも思ったが、壁面に取り付ける良い感じのパーツが無いんですよね(そりゃ塩ビパイプって基本的に配管用だし)。
いろいろ調べてみると
ヤザキ・イレクターパイプという物があるらしい。
イレクターパイプとはステンレス管に樹脂を塗ったパイプで水にも強いDIY用に作られた製品。
でも、こういうのって結局それなりな値段だったり、手に入れずらかったりするんでしょって思ってたら、
予想以上に安く、パーツもまあまあ豊富、そしてホームセンターに行ったら隅っこに普通に売ってました。
こんな物があったとは!全く知らんかった。
もっと前から知ってたら、MY DIYの幅がもっと広がってただろうに。
とにかくこれを使って風呂の手すり取り付けDIYをやってみます。
*公式にはこのイレクターパイプ、手すりには使用しないで下さいと表記があります。
<用意するもの>・
イレクターパイプ90cm (\415)。

H-900S
浴室壁面に取り付ける際、タイルの目地(継ぎ目の白い部分)にビス止めするのがベターなんですよね(タイルに穴を開けるとタイルがひび割れしやすい)。
なので、長めの物を買って自分で調整する方がいい。
太さは28mm(できれば32mmが良かったが値段も高くなるし、各パーツも含め店舗で扱ってない場合が多い)。
・
イレクタージョイント (\118)

J-102A
パイプを壁面に付けるためのジョイントです。
取り付け用に穴が開いてます。ネジ穴は3.5mm。
・
パイプカッター (ホムセンで\1580くらい)

SK11 PC-32
イレクターパイプを好みの長さにカットするために必要です。
最初はこれを使っても切るのは大変でしたが、慣れると楽に切れるようになります(それでも100回くらいはぐるぐる回さなければならない)。
・
カールPCプラグ (\200くらい/10本入り)

サイズ6×25(ネジ径3.1~3.5mm)
壁面にビス止めする際に穴に入れるプラグ。
モルタルにビスをそのまま付けてもすっぽ抜けますので、プラグを入れてからビスをねじ込みます。
きちんと付けるには太めで長めの方がいいのですが、今回の取り付けでは、6(太さ)×25(長さ)がベストだと感じました。
・
ステンレスタッピング (\200くらい/10本入り)

3.5(太さ)×30(長さ)
プラグサイズ6×25(ネジ径3.1~3.5mm)に入るビスです。
ビス頭の形は皿がしっくりきますが、別になべでもいいでしょう。
3.8×32でもいけそうな気がしますが、プラグやイレクタージョイントの穴が割れそうな気もします。
・
サンアロー接着液 (\360/50ml)

EY-50
パイプとジョイント部分の接着用です。
実際の商品は箱に入ってます。
次回は取り付け編
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