モンガーの小屋

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「スウィッシュ」ブレーキオイルの交換時期と工賃

バイク 「スウィッシュ」
ブレーキオイルの交換時期と工賃


スウィッシュブレーキオイル01

ディスクブレーキにはブレーキオイルが必要です。
正式にはブレーキオイルではなくブレーキフルードというものですが、分かりやすくブレーキオイルと呼ばれる事が多いです。

・オイル(Oil)→潤滑油=金属同士の潤滑や緩衝に使われる。

・フルード(Fluid)→作業液=油圧として使われる。
-50度でも凝固しない。沸点は200度以上だが吸湿性が高い。水分(沸点100度)が増えるととフルード自体の沸点は低下する。


ブレーキをかけるとブレーキホース内のブレーキフルードが押し出され、その圧力によってブレーキキャリパー内のキャリパーピストンを押し出し、キャリパーピストンに押されたブレーキパッドでディスクローターを挟み込んで止まるのがディスクブレーキの仕組みです。

このフルードも劣化し、量が減ったりします。
ブレーキ周りは熱を持つので沸点が低いと気泡が発生しやすくなります→空気の体積は圧縮しやすいのでフルードの圧が弱まります。
よって劣化するとブレーキの利きが悪くなります。量が減っても同じことです。
定期的な交換が必要です。


納車から1年、走行距離約10000キロ。
ブレーキパッド交換の際、フルードも減ってるとの指摘。

フルードはオイルと違い、樹脂パーツを溶かす性質がありますので養生に気を使う必要があります。
そして、古いフルードを完全に抜き切り、新しいフルードを空気が入らないように注入(空気が入る事を「エアが噛む」と言います)するには、専用機材がないと苦労します。
さらに量などうまく調整出来るか全く自信がないのでプロに頼みます。


<交換費用>
・工賃 2000円
合計 2000円

フルード代が明細に載ってない。
工賃に含まれているのか、パッド交換と同時だったからサービスしてくれたのか。

スウィッシュブレーキオイル02
フルードを入れるマスターシリンダー内のリザーバータンクはブレーキレバーの近くにあります。スクーターだとカウルに覆われている事が多い。
その場合はカウルも外さなければならないので、通常より工賃はやや高くなります。

スウィッシュブレーキオイル01
ちなみにフルードが充満しているブレーキホース。ゴム製で伸びますし劣化もしますが、あれはブレーキの圧がダイレクトにブレーキパッドに伝わりすぎないように伸縮によって圧を逃がす役割も担ってます。

奥が深い。



バイクスクータースウィッシュ(SWISH 2BJ-DV12B)
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指定ブレーキ液:
スズキブレーキフルード DOT4 (JIS BF-4)


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[ 2023/01/19 19:47 ] バイク | TrackBack(0) | コメント(0)
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